人見知りは成長のサインと捉える

最近、息子の人見知りが気になっています。
近所の人と挨拶をしなさい、と言っても、私の後ろに隠れてしまうことがあって……。
まだ幼いとはいえこのままで大丈夫なのか、ちょっと不安になってしまいますね。

実はこの「人見知り」、子供の成長過程において多くの人が経験しているものなんです。
だいたい生後7~8ヶ月頃になると子供も人の顔を見分けることができるようになりますので、親や親類など普段から近くにいる人以外の人と接触するのを嫌がる傾向が出てきます。

逆に言うと人見知りをするようになったということは、子供が親とそれ以外の人を区別できるようになったということですので、それ自体は成長過程の一つとして大いに歓迎すべきことです。

ただこの人見知りには個人差が大きく、1~2歳くらいで自然に直って周囲に上手に愛想を振りまくことができるようになる子供もいれば、小学校に上がる頃になってもうまく周囲に馴染めないという人もいたりします。

親としては、子供には積極的に人間関係を広げることが出来るようになってもらいたいものですが、なかなか思うように成長をしてくれないのが子育ての難しい所です。

過度な人見知りをする子供に対して、大人が一番やってはいけないのは性格改善の強要ですね。
特に男の子の母親ではいわゆる「男の子らしさ」を求める傾向があるため、あまり活発な性格ではない息子に対して、否定的な目を向けてしまうことがよくあります。

男の子であってもケンカなど争いが嫌いであったり、外で遊ぶよりも室内で読書や絵を描くことを好む子はたくさんいます。

もし自分の息子が内気で引っ込み思案であったとしても、ただちに問題視して強制的に人の輪に自分で入っていくよう強制するのではなく、まずは親がしっかり見守って個性を受け止めてあげるようにしましょう。

安心感を与えてあげれば自然に中に入れる

子供が人見知りをする原因は、自分の周囲の世界に対して警戒感を持っているからです。
幼い子供は自分ひとりの力で生きていくことができませんので、親など身の回りの保護者の人に頼ったり甘えたりします。

ですので急に保育園や幼稚園など知らない人ばかりの世界に行くことになると、誰にどう頼ってよいかわからず消極的になってしまうのです。

個人の性格にもよりますが、新しい場所が自分にとって安心できるところであると思うことができれば、自然と警戒感が解けて自分から積極的に行動をとっていくことができます。

周囲に溶け込みたいけれど、どうしても自分から行動がとれないという子供の場合には、まずは保育士さんなどにどんな事でも聞いてみるように促してみましょう。

自分から行動を起こしたことに対して肯定的な対応をしてもらえることで、少しずつでもその場所に対して安心を感じるようになるはずです。

この時に親が代わりに話しかけてあげるのではなく、できるだけ自分でできる行動を増やしていくということが重要です。