親だからこそ感情的になることもある

子育てをしていると、子供の何気ない振る舞いや態度に、ついイライラしてしまうことがあります。
後から考えると何でもない事のはずなのに、どうしてかその時にはイラッとなってしまうんですよね。

この「子供といるとイライラしてしまう」というのは、子育て中の特に母親からよく聞かれる悩みなんです。
時に大きな声を出して叱りつけてしまったり、手を上げてしまうこともあるようで、その後に強い落ち込みを感じてしまうという人も見られます。

まず最初に知っておいてもらいたいのが、親は子供を出産したからただちに立派な母親や父親になれるという訳ではない事です。

また、人の美談的体験談でよく聞かれるような「幸せで仕方がないような家庭生活」というものはどこにもない、ということも知っておくべき事実ですね。

子育てというのは良いこともあれば悪いこともあり、そうした感情の起伏の積み重ねで少しずつ築かれていくものなのです。

なのであまり理想的な母親や父親になろうとするのではなく、子供の気持ちと自分の気持ちの両方を考えながらバランスをとっていくようにしましょう。

子供にイライラをぶつけることは、大人のすることとしてやってはいけないことのように思えるかもしれませんが、親だからこそ感情のままに怒るということも時には必要です。

例えば、一緒に遊びに出かけたときに「そろそろ帰ろう」と言っても子供が駄々をこねていつまでも帰りたくないと言ったとします。

そこで「お菓子をあげるから」「おもちゃを買ってあげるから」と子供に条件を出して帰るように促す親もいますが、そうした甘やかしは子供の精神によい影響を与えません。

むしろ親だからこそ「帰るの!」とビシっと言って言うことを聞かせることこそが、長い目で見た時に子供のしつけになります。

子供にお伺いを立ててはいけません

最近よく見かける親として、子供にいちいちお伺いを立てるという人がいます。
「子供の自主性を伸ばす」というと聞こえはよいですが、要するに親としての責任を判断力の未熟な子供に丸投げしてしまっているという事ですよね。

習い事や進学先を決めるときにも、いちいち子供の意見を尊重し、子供が「嫌」と言ったらそこでやめてしまっていたりします。

ひどくなるとご飯を食べるかおやつを食べるかといったことや、夜更かしをするかしないかといったような生活習慣に関わることも子供任せにしてしまっている事すらあるんです。

そうした子供に丸投げした育児はストレスもたまらない代わりに、子供の健康や発育に大きな悪影響を及ぼすことになります。

親としてイライラを感じるというときには、そのイライラが自己中心的な感情なのか、子供のためにならないことを嘆いているのかを冷静に考えてみましょう。

そして例え子供に厳しいことを言うにしても、それが正しいことであるとしっかり胸を張ることができれば、あとから落ち込むこともなくなりますよね。